4棟目の投資物件について
今回は4棟目の投資物件購入記録です。この物件購入の過程ではだいぶトラブル?がありました。
2棟目の投資物件の購入が決まった後に売主Kさんの友人Zさんが「事業でお金が必要なので私も売りたい」と売主Kさんにアプローチしたようで。その友人Zさんは私が購入した物件の隣の物件を所有していたのです(笑) しかも全く同じスペック、間取りの投資物件でした。
私に物件を売却してくれたKさんと、隣の物件を保有しているZさん、仲介業者のNさんはみんな事業で繋がっていたので、仲介業者のNさんから「隣も買う?」とKさんの物件の購入段階でアプローチされていました。銀行にはその旨話して、いつも通り諸費用を負担するのでフルローンで融資が受けられるかの打診をしていました。
後日、支店長から連絡がありある程度の融資の内諾をもらう事ができました。前々回に購入した物件と同じスペック・金額なので融資の審査内容が変わらないからです。
仲介業者のNさんに連絡を入れて銀行からある程度の融資の内諾を得ている事を説明して、契約を先に済ませておきたいと伝えましたが、Zさんの行っている事業との兼ね合いがあり、売却はまだ決定ではないと言われました。Nさんからは売却の方向で決定したら私に連絡をしてくれるという事で話は終わりました。
2棟目の融資実行前に、いつも利用している火災保険に加入する為に保険の営業担当のFさんとマクドナルドで火災保険の契約を結びました。その際に「この物件の隣にある物件をまた購入する事になっているので、その時にはまた火災保険よろしくお願いします!」と伝えると「ヒロさんのおかげて火災保険の契約が増えて助かります!隣の物件も購入したら火災保険よろしくお願いします。」と言っていました。
火災保険の契約後、外人用投資物件についてたくさん質問されました。色々説明してあげると、Fさんから「実は今度外人住宅を買うかもしれないので。。。」との事。特に気にも止めてませんでしたので2棟目に購入した物件の必要経費や不動産取得税の予想金額、収支など細かく教えてあげて帰りました。
9月13日の夜、再度保険の営業のFさんから電話があり、また2棟目の物件の事を諸費用など色々細かく聞かれました。どうしてここまで細かく聞いてくるのか尋ねてみると私の購入した2棟目の物件のある沖縄市の同じエリアに外人住宅を買うとの事。
何か気持ち悪いなーと思っていましたが、その日はスルーする事に。まさかZさんの物件ではないだろうし。。
次の日、9月14日のお昼頃に不動産会社のNさんより連絡があり、Zさんが私に物件を売却する事が決定したと連絡がありました。この時点ではFさんの買う物件は別であると思っていました。。
次の日、9月15日は休暇を取って3棟目の融資実行を行ってきました。2棟目の隣にある4棟目の売却が決定したので、3棟目の融資実行が終わったらそのまま4棟目の融資申し込みを行いました。そのまま銀行の帰りに不動産会社のNさんの事務所に寄り登記簿謄本など必要書類をピックアップしてきました。
さらに次の日、9月16日に4棟目の火災保険をかける為、担当のFさんと会って保険の契約をしてきました。その際にもまた2棟目の物件の詳細をやたら確認してきたので、また気持ち悪いな。何か隠していそうだな。と思っていました。その日の夜に不動産会社のNさんに連絡をしてZさんは私に売る事が確定しているのかを確認してみると、そうであるとの回答がありました。「保険会社のFさんの動きが怪しいので、もしかしたらZさんの物件を別ルートで購入しようとしてませんかね?」と聞いてみるも、「そんな話は聞いてないよ!」との回答でしたが、Nさんも「気持ちが悪いなー」との事で週明けに再度Zさんに確認してもらう事になりました。
週明け9月18日から9月21日までは海外に行っていたので、帰ってきてから9月22日の朝に不動産会社のNさんに連絡してみましたらとんでもない事になっていました(笑)
なんとZさんの物件を管理していた外人住宅専門の会社がZさんが物件の売却を検討している事を知って、勝手に買手を探していました。不動産管理会社からすると買手を探して仲介するだけで184万円も入ってくるので美味しいですよね。しかも不動産管理会社が探していた買手は保険会社の私の担当Fさん(笑)
だからFさんは私に根掘り葉掘り詳細を聞いていたわけです。私が2棟目の物件の火災保険の契約をしてるので間取りや住所など全て把握してますし、私が買った物件と同じスペックで隣にある物件なら自分が買っても安心して投資物件として運営できるとの魂胆だったのでしょうね。
Zさんは不動産会社のNさんを通して私に売却予定でしたが、外人住宅専門の管理会社とFさんが「こちらの買手は金額を上乗せしますのでFさんに売却した方がお得ですよ」とZさんにアプローチをしたため、Zさんも迷い始めてしまいました。
こんなごちゃごちゃの中、週明けに私の銀行より当初予定していた金額で融資の承認がおりて、いつでも融資実行できると連絡がありました。
週が明けてもFさんと管理会社はお互いに上乗せした金額を封筒に入れて、高い方に売却しましょうとZさんにアプローチをしたため、Nさんから私に入札をするかどうかの確認がありました。
「私は当初の売却金額で銀行に融資を申し込んで、融資実行の承認もすでにおりてます。なので入札方式で売買金額を上げるつもりはありません。そもそもですが、Fさんは融資通るんでしょうか?自己資金も必要ですし、金額を吊り上げるのはいいですが、もしFさんの融資が通らない場合はZさんと私の時間を無駄にする事になりますが、Fさんや管理会社さんはその辺どのように考えてますか?」とNさんに聞いてもらうようにお願いしました。
するとFさんは自己資金も無く、諸費用も全てローンで賄う予定であり、銀行への申し込みもこれからである事が判明したようで。。。
Zさんは即決で私に当初の金額で売却してくれる事が決定しました。次の週にZさんとNさんの事務所で契約を結び、約2週間後に融資実行を終えて無事に4棟目の物件を購入する事ができました。
火災保険には加入しないといけないので、Fさんの携帯では無く会社の方へ連絡をして別な担当者から火災保険に加入する事にしました。私の火災保険の情報などを使い裏でコソコソ動いていたFさんには裏切られたような感じがしたので。。
保険会社の方へは今後検討している生命保険の説明を詳しい担当から受けたいのでとか適当に理由をつけて変更してもらいました。後日Fさんからは謝罪の電話がありましたが、怒らずに大丈夫ですよーと言って電話を切りました。揉めても仕方ないですし。
という感じで無事に4棟目の物件を購入する事ができました。色々ありましたが、勉強になったこともたくさんあったので良しとします!
写真は3棟目と全く同じ物件なのでまだ撮っていません。次の退去時にでも撮影しに行こうと思います。

終わり。