タイトル通り、先月転がり込んできた新しい投資案件が流れてしまいました。
前回の記事はこちら
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内容は銀行融資がおりてから記事にする予定でしたが、売買自体が流れてしまったのでその経緯を記事にします。
今回売買契約を結んだ投資案件は野立て太陽光発電所でした。
これは私が所有している太陽光発電所と同じ場所にある別区画の物件で、所有者さんが新しい事業を始める為に売却して現金化したいとの事でした。
私の所有する太陽光も毎月安定して発電してくれているので確実に「買い」な案件です。
売却価格が2200万円で売電単価が税込み38円、残りの売電期間も16年。
年間の売電金額も220万円程あるので利回り10%。
これに指値を入れて2000万円で買付を入れて売買契約を結んできました。
200万円減額した事で利回りは11%になりました。
今回は不動産屋さんが仲介に入らない個人売買となる上に、土地が借地の転貸となり銀行側が懸念しそうでしたので、先に弁護士事務所にて残りの売電期間の土地利用を担保する土地の転貸契約書を作成してきました。
銀行にて必要書類を提出し、融資の申し込みを行いました。
約2週間後、自己資金の増加の打診が支店よりありました。
自己資金の増加に関しては了承しましたがここで問題が発生しました。
私が利用している銀行も売主の銀行も同じで支店が違う状況でしたが、売主の支店側が売主と今回の契約について相談したいと私の支店より連絡がありました。
その数日後、、、売主より連絡があり、彼が売却しようとしている太陽光発電所のローン残高が2200万円以上残っているとの事で、私に2000万円で売却してしまうと現金で残高を精算しなければ、太陽光の売電にかかっている債権担保であるABL設定が外せないとの事でした。
正直なところ残高が売却額よりも残っている物件を売却する人がいると思ってもいませんでしたので、今回の案件についてはかなり驚きました(笑)
売主さんは毎月払っているローンを銀行に返せば、売却額の2000万円の現金を自由に使えると思っていたみたいで、ABL設定が担保としてかかっている事も理解していない様子でした。
契約が流れた上に、多少のお金はかかりましたが弁護士さんとも色々お話できたのでよしとします。
残念!!!次頑張ります!!
ABLとは(Asset Based Lending)・・・ABLとは、企業の保有する在庫(原材料・商品)や機械設備、売掛債権等の資産を担保とする融資制度です。
私の所有する太陽光設備も売主さんの太陽光設備も土地が借地である為に銀行は売電額にABL設定をして担保評価を出しています。