2棟目の不動産購入記録
本業であるサラリーマンの仕事が激務すぎてブログ更新が結構な期間あいてしまいました。。。
不動産投資についても色々進展がありましたが、とにかく時間がない!!!
とりあえず今回は2棟目の不動産を購入した経緯についてです。
この物件購入までにはかなりのドラマがありました。
前回の物件購入記録で書いた野立て太陽光の購入後、しばらくしてから地元で見つけた土地に住宅兼用アパートを建てることを決意しました。2016年の9月ごろです。
土地のスペックは約60坪で金額は2900万円。坪単価約48万円です。住宅のみを建てるとなると建物だけでどんなに安く作っても3000万円、土地と合わせると総額6000万円。
6000万円をボーナス返済なしで40年の住宅ローンを、金利0.775で組むと毎月の返済が約145,000円になります。そんな金額共働きであっても返済がきついですよね。なので住宅兼用アパートにして返済額が当時賃貸していたマンションの家賃並の水準にくるようにシュミレーションして、太陽光の借り入れをした地銀さんへ相談に行きました。
自宅建築の詳細は別記事であげますので、結論から言いますと融資が承認され住宅兼用アパート+土地を購入できる事になりました。
2016年の12月27日に土地の融資実行だったのですが、前日の夜になって銀行の担当者より、「明日の土地の決済なんですが、1棟目の沖縄市の物件を担保に入れてくれないと土地の決済ができません。なので今担保に入れても良いと言う許可を口頭でいいので頂けますか?」と電話がありました。融資実行前日ですよ?今でも信じられません(笑)
ローン申し込み、融資承認時にもそんな話をしてなかったのでふざけないでくださいと言いましたが、許可をくれないと明日の土地の融資実行ができないとの事なので渋々OKしました。もし融資実行して土地の決済ができなければ契約上、土地の売主に違約金を払う上に、手付けで払った100万円も没収されるからです。そこらへんわかってての営業時間が終わった夜に電話をしてきたのかなーとも思いました。
決済が終わってもこの地銀の不義理なビジネスの仕方に納得がいかなかったので、とりあえず土地の決済をつなぎ融資で行って、年が明けてからすぐに本土から進出して来ているK銀行に事情を説明して、住宅ローンの申し込みをしました。担保にいれる登記をするのは建物が完成して引き渡しが終わってからなので。
2017年の2月頭にはK銀行から融資の承認が降りたのですが、担当者に投資物件も購入して行きたい旨を相談したところ、住宅兼用アパートの額が大きいので投資物件への融資は厳しいと言われてしまいました。住宅も欲しいではありましたが、同じく投資用物件も買い増したいと思っていたので残念な気持ちになりましたが、そのまま不義理をされた銀行から住宅の融資を受けるのも嫌だったので借り換えを進めるつもりでいました。
しかし、投資用のアパートローンを断られた直後でしたが、日課にしているネットの物件パトロール中に沖縄市にある外人住宅が売りに出ているのをネットで見つけました。ダメもとでK銀行に物件概要書を持ち込んで相談をしてみましたが、やはり投資用物件の融資はNGでした。(最近になって感じた事ですが当時は本土から沖縄に進出して来たばかりというのもあり、融資スタンスとして住宅ローンをメインに融資しており、最初から投資物件への融資はほとんどしてなかったようです。その代わり住宅ローンは低金利でバンバン出してました)
見つけた物件のスペックとしては築3年目の外人住宅。土地約70坪、建物約61坪。太陽光も搭載されており家賃が35万円。金額は5500万円で表面利回りで約8.5%。毎月結構な額のキャッシュを産んでくれるのでどうしてもこれを購入したいと思い、住宅を諦める事も検討していました。
そんな時友達のヒデ君と二人で不動産ミーティングをする機会があったので、事情を説明すると、彼が使っている銀行を紹介してくれると言い出しました。しかし彼が使っている銀行は不義理をされた銀行の違う支店だったので断ろうとしましたが、彼が「一度だけでも話を聞いてみたらどうですか?凄く親切な支店長さんですよ」と言うのでアポを取って一度会ってみる事にしました。
実際に会って今までの不義理をされた事、K銀行に住宅ローンの承認はもらったが投資用ローンは断られた旨を説明しました。すると「前回融資を受けたばかりの太陽光はこの支店に管理を引継ぎ、住宅ローンもK銀行と同じ条件で融資、担保は購入する自宅の土地・建物のみ、さらに沖縄市の投資用物件にも融資をする。向こうの支店長とも私が話してうちで全て取り扱うので調整します!」という提案を受けました。そんな簡単に全ての融資が通るはずはないと思っていましたが、「その条件でいけるならお願いします!」と伝えてその日は投資物件の融資申し込みをして、資料のコピーを置いて帰りました。
約1週間後、支店長より「全て承認がおりそうなので投資物件の売買契約を結んできてください!」と直接電話を頂きました(笑)マジか!と思いましたが、これも以前「融資戦略」の記事で書いた通り、同じ銀行でも支店長によってスタンスが全く違う事がめちゃくちゃ勉強になりました。
すぐに不動産会社に連絡を入れて、その日の仕事帰りには手付金100万円を下ろして売買契約をしてきました。まさかの展開ですが、ヒデ君の紹介とアドバイスにより3つ目の投資物件購入に成功しました。ヒデ君には感謝しかありません。ヒデ君ありがとう!(笑)
住宅ローンのみが承認されていたK銀行には電話で連絡を入れて違う支店が投資物件も融資してくれるそうなので今回はごめんなさいとお断りの電話を入れました。投資物件の融資を断られた時点で他の銀行にも打診しますとは伝えてましたが、担当者さんはいい気持ちしなかったでしょうね。一生懸命に資料を作って頂いたと思うので。。。担当者さん、あの時はすみませんでした。。
と、紆余曲折あって購入できた物件はこんな感じです。
建物外観

玄関
リビングルーム


キッチン

居室

ガレージ

利回り、キャッシュフローもかなりいいですが、立地もいいので安定して外人さんの入居者が入ってくれています。この物件を購入する事ができてホント良かったです(笑)
3棟目購入記録終わり。